令和8年 新春にあたり(藤田会頭年頭所感)
皆様におかれましては穏やかな新春をお迎えのことと心からお慶び申しあげます。
日頃より当所の諸事業に対しまして温かいご支援、ご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。
昨年10月の議員選挙に伴う役員改選で会頭を拝命いたしました。寺尾前会頭には3期9年にわたるご尽力に対し心より敬意を表しますとともに、後任としての責務の重さを痛感しております。前会頭の取り組みを継承し、会員皆様のご期待にお応えできるよう、精一杯努めてまいります。
さて、昨年は円安や世界的なインフレ、物流費の上昇により物価高騰が続き、人口減少や少子高齢化に伴う後継者不足も重なり、中小企業・小規模事業者を取り巻く環境は厳しい状況となり、今もなお続いております。
このような中、当所では地域社会の発展に向け、様々な事業に取り組んでまいりました。
まず、就職活動前の高校1・2年生を対象に地元企業の魅力を体感していただく「企業見学バスツアー」を実施いたしました。本事業は3年目を迎え、普段、目にすることのない工場見学や従業員との交流を通じて、地元企業の魅力を知っていただく機会となりました。今後も会員企業の人手不足解消や地域の将来を担う人材育成に寄与してまいります。
また、青年部においては、地域を活気づけるため、備前市片上地区で「備前みなとフェスティバル」を実施しました。地元企業のご協力をいただき、製品展示やワークショップ、市内飲食店等によるグルメブースに加え、地域団体によるステージ発表の場も設け、多彩な催しを行いました。当日は約1,500名の方々にご来場いただき、大変盛況のうちに終えることができました。
さらに、備前焼の販路拡大のため、台湾・台北市で開催された「国際珈琲展」に参加し、備前焼のコーヒーカップのPRを行いました。備前焼は珈琲の味をまろやかにする特性があり、現地では様々なメディアに取り上げていただくなど、備前焼の認知度向上に一定の成果を得たと感じています。
今後は行政や関係団体との連携を密にし、備前地域のさらなる活性化に努めてまいります。
また、委員会活動を中心に事業もさらに活発にし、会員相互の繋がりを強めながら商工業の発展に貢献してまいります。引き続き皆さまのご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
結びになりますが、皆様方のますますのご活躍とご多幸を祈念いたしまして新年のご挨拶とさせていただきます。
備前商工会議所 会頭 藤田 尚弘

