教育遺産世界遺産登録推進国際シンポジウムを開催しました
教育遺産世界遺産登録推進協議会では、2月21日に岡山県青少年教育センター閑谷学校に於いて、教育遺産世界遺産登録推進国際シンポジウム「近世日本の教育遺産群」(実行委員長/備前商工会議所 長﨑信行会頭)を開催。約300名が世界遺産登録への関心を深めました。
当日は長﨑実行委員長が「教育遺産の価値と歴史上の意義についてさらに理解を深めていただきたい」とあいさつを述べ、開会。「日本近世の教育」と題した陶徳民氏(関西大学教授)による記念講演や学識経験者等によるパネルディスカッションが行われました。
この国際シンポジウムは日本遺産に認定された旧閑谷学校等の「近世の教育遺産群」の価値を検証し、理解を深めるとともに、市民の機運の醸成図り、世界遺産登録実現に向け、平成24年度より協議会会員各市の持ち回りで開催しています。
【教育遺産世界遺産登録推進協議会】
世界教育史上独自の発展を遂げたわが国の教育を象徴する「近世の教育遺産」の世界遺産登録を目指すため水戸市・足利市・日田市の3市で平成24年11月に発足。平成27年5月に備前市が加盟。4市の商工会議所、教育委員会、学識経験者等で組織。今後はさらに連携を図るとともに、国内外へのPR、市民の理解を深める活動を計画中。