創業
「こんなお店を作りたい」「こんなビジネスを始めたい」そんな創業の夢を実現させるためには、自身が想像する夢(ビジョン)を明確にすることです。
ビジョンを明確にするために、事業計画を策定し、「事業計画書」を作成しましょう。
STEP1 全体の構想をまとめる
- いつから事業をスタートさせる?
- どんなものを買う? 売る?
- 事務所はどうする?
- 従業員はいる? など・・・
より具体的になるほど次に何をすれば良いかが分かってきます。
STEP2 具体的な事業内容を考える
- 何を売るのか
- どんなサービスを提供するのか
- 誰に? どんな風に提供するのか?
- 競合はどこでどんな区別ができているか
事業規模やターゲットまで、より具体的に絞り込むことで自身の強みを見つけることも可能です。
STEP3 創業時の資金計画を立てる
STEP1.2が出来れば自ずと創業する際に、最低これだけの資金が必要になると言うのが分かります。後はその全てを自己資金でまかなうのか、銀行へ融資を頼むのかを決めましょう。
STEP4 損益計算書作成
STEP3で必要経費を考えましたが、STEP4では創業後の売上や必要経費などを考え、1年間のトータルでおおよそどれぐらいの利益が発生するかなどを計算しましょう。
売上や必要経費はより具体的な数字を当てはめましょう。
例えば、A商品を販売するにあたり、競合の平均販売額がB円なので当社もB円で販売するとし、ターゲットが○歳~○歳で年間顧客数が△人なので、B円×△=C円(売上高)
経費は仕入が○円、インターネット利用料が○円、家賃が○円、ガソリン代○円・・・合計でD円(経費合計)
C円-D円=E円(利益)などに具体的に作成する事をオススメします。
STEP4まで作成できたら実際に創業をしてみましょう。
創業に必要な手続きは以下のとおり。
①所轄税務署に開業届を提出
※青色申告や所得税特例納付など必要な方は開業届と同じタイミングで提出する事をオススメします。
青色申告などについては税務ページをご参考ください。
②販売物や事業形態によって個別の認可・許可が必要な場合は以下リンクより認可を取りましょう。
(備前市の場合)
飲食関連業・食品関連製造業、ペットショップ、旅館業、施術所、衛生・医療関連業、理・美容院、クリーニング店
法人設立
古物商、質商、道路面営業、警備業等
建設業、一般電気工事業、一般廃棄物処理業、宅地建物取引業等
③必要であればPRチラシや名刺も作成しましょう。
後は営業あるのみです。また、県内で行われている異業種懇談会や同業種の集まりである組合・協会などに加盟する事も一つの手です。
特に何もない個人事業主の方は①だけで済みます。