中級 第2回

問題 : [ 1 ] よく [ 2 ] を [ 3 ] む

下記のヒントを参考に1~3の[ ]内を埋めて、論語を完成させてください。

●ヒント

  1.  「天の時 地の利 の和」(「孟子」公孫丑章句下)
     「馬には乗ってみよ には添うてみよ」
  2.  甲子園への、言語
     「は近きにあり しかるにこれを遠きに求む」(「孟子」離婁上)
  3.  「法にも筆のあやまり」
     ××済会(会員向け福利厚生を目的とする会)

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上級 第1回(1)「リア王」

「リア王」(シェークスピア、1606年初演 イギリス)

 ブリテンのリア王(80歳)は、領土を三人の娘に分け与えようとして、娘たちが自分のことをどれほど親身に思っているかを確かめようとした。長女のゴネリルも次女のリーガンも、心にもない飾り立てた言葉を連発したが、三女のコーデリアは、心底父を本当に大切に思っていたのに、そういう飾り立てた言葉が言えない。
リア王は怒って、「ほかに言うことはないのか」と促すが、コーデリアは、『不幸せなことに、私は真心を口先まで、持ち出すことができません』と言い切ってしまう。そしてその一方でコーデリアは、姉二人のリア王へのへつらいの心を見破っていた。姉二人とその夫たち(オールバニ公、コーンウォール公)は、相続を受けたあと、父リア王に従わなくなり、ついに嵐の中、リア王を追放した。
リア王を愛するコーデリアは、自分の夫(フランス王)に助けを求めたが、フランス軍は負け、コーデリアもリア王も捕えられて死んだ。二人の姉も仲間割れから死んでしまった(シェークスピア悲劇)。

[巧言令色を見破れなかった王の悲劇]

参考:コーデリア(Cordelia)という名は、“cordial”(真心のこもった)を連想するようにもなっている。

 

●問題1

ブリテンというのは今のどこの国でしょう?

(1)スコットランド  (2)イングランド  (3)イングランド+ウェールズ

(4)イングランド+ウェールズ+北アイルランド

 

●問題2

リア王自身の語る台詞で有名なものに、“woman’s weapon”というのがありますが(第2幕4場)、それは何を意味するでしょう?

(1)笑顔     (2)涙     (3)優しい言葉    (4)知恵

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上級 第1回(2)「君主論」

「君主論」(マキャベリ、1513年 イタリア・フィレンツェ)

 メディチ家が支配する宮廷(ロレンツォ・ド・M→ジョバンニ・ド・M)では、どの家臣も主人に対して、都合のいいことだけ、または人の陰口を言う。こんな中でも、たまには真実を言ったり、まぎれもない不都合が起こったりする。それは主人には心地よくはないが、しかし、家臣の一人マキャベリは、君主論の中でこう言っている――「主人が家臣から身を守るには、真実を聞いても立腹しない度量が必要だ。」

(こういう危なっかしい宮廷では、主人ですらも、家臣の謀略でいつ命が奪われるか分らない。そういうことを用心して、巧言令色には特に気をつけるようにと説いている)。

[宮廷には巧言令色が満ちあふれている]

 

●問題1

フィレンツェの町の屋根は何色でしょう?

(1)茶色  (2)青   (3)赤橙   (4)緑

 

●問題2

フィレンツェと縁の深い芸術家は次のうちのだれ?

(1)ロートレック  (2)モネ

(3)フェルメール  (4)レオナルド・ダ・ヴィンチ

 

●問題3

メディチ家の時代より古い14世紀において、フィレンツェの作家ダンテは、「神曲」の中で、一番罪の重い者はどういう人物だと言っているでしょう?

(1)嘘つき・告げ口屋   (2)泥棒  (3)強盗  (4)将軍

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上級 第1回(3)「はだかの王様」

「はだかの王様」(アンデルセン、1837年 デンマーク)

 “愚か者やよこしまな心を持った者には見えない布”を織るという二人の詐欺師が宮殿に現われて、宮廷の家臣に注文をいただきたいと願い出た。家臣たちは、自分ではそれが見えないのに、愚か者やよこしまな心を持った者だとは思われたくはないので、「見える」、「見える」といい、王様までもがだまされてしまった。実際のところ、(うそ)やでたらめ話は耳に心地よく聞こえる。王様は完成したその“服”を着て、街をパレードした。「王様は裸だ」と言ったのは、正直な少年だった。

[王様も家臣も町の大人も巧言令色が見破れなかった]

 

●問題1

次のパンのうちデンマーク由来のものはどれ?

(1)コッペパン (2)デーニッシュパン (3)揚げパン (4)サンドイッチ

 

●問題2

次の童話のうちアンデルセン作のものはどれ?

(1)ヘンゼルとクレーテル (2)赤ずきんちゃん

(3)みにくいアヒルの子   (4)王様の耳はロバの耳

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上級 第1回(4)「史記 張儀列伝」

秦(しん)の張儀(ちょうぎ)にだまされた

楚(そ)の懐王(かいおう) の話

 中国戦国時代は、七つの国が互いに争っていたが、中でも秦は昭王の時代に勢いを強めていた。昭王は、他の六国を外交力で個別に秦に従わせようとの戦略で、張儀を宰相に採用し、楚の懐王のもとに派遣した。 張儀は、楚が斉と結んでいることから、斉との同盟関係を絶たせることを考え、「斉につながる関を閉じれば、秦の(商・於の)領土六百里を引き渡す」との条件を出した。 すると楚はそれを喜んで受け入れ、斉との同盟は解消された。その後、楚の使者が秦に行くと、張儀は平然と「六百里とは言っていない、六里の聞き違えであろう」と約束をたがえた。楚は怒り秦と開戦(BC299)したが、このとき斉はすでに秦と同盟を結んでしまっており、懐王は秦に捕えられてしまった。以降、楚は徐々に衰えていった。

[巧言令色のベテランがこの世にはいる]

 

●問題1

中国の周の時代に、自分の口先三寸の弁舌で諸国の王を説得した人たちがいます。彼らのことを載せた書物を何というでしょう?

(1)論語  (2)孟子  (3)十八史略  (4)戦国策

 

●問題2

そういう人たち(巧言令色の達人)のことを何というでしょう?

(1)外交家 (2)縦横家 (3)弁舌家   (4)策略家

 

●問題3

六つの小国(晋、韓、魏、趙、斉、燕)を侵略しようとねらっていたのはどこの国でしょう?

(1)隋   (2)秦   (3)宋     (4)遼

 

●問題4

六つの小国が互いに同盟を結ぶべきだと巧言令色をもって主張した人物として有名なのはだれでしょう?

(1)蘇秦  (2)重耳  (3)劉邦    (4)項羽

 

●問題5

劣勢の楚の独立を目指したにもかかわらず、"巧言令色"渦巻く国内の政争に敗れ、自ら退いた"憂国の人物"はだれでしょう?

(1)田単  (2)勾践  (3)屈原    (4)扶差

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中級 第1回

問題 : [ 1 ] い [ 2 ]  [ 3 ] し

下記のヒントを参考に1~3の[ ]内を埋めて、論語を完成させてください。

●ヒント

  1.  「わびしきいにひとり悩む・・・」(「旅愁」文部省唱歌)
     「明日ありとふ心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」(親鸞)
  2.  悪、
     「必ず、かの知暴言の王を除かなければならぬ」(「走れメロス」)
  3.  理、茶、
     武士に二言

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