上級 第3回(5)

●エピソード5

プロシアとのシュレスウィッヒ=ホルスタイン戦争で敗れたデンマークは、 肥沃な国土を失ってしまったが、デンマークの一工兵士官ダルガスは、植林こそ国を救 うとの気概から国土に樅を植えた。それはやがて肥沃な田園となり、わずか40数年で植樹面積は16万エーカーから48万エーカーにまでなった。この功績はダルガス一人によるものでなく、彼が思い立ったのち、その熱意が人から人へと伝わっていったからだった(まさに、人よく道を弘む)。

[ 率先垂範すれば人はついてくる ]

 

●問題5

この話は「デンマルク国の話」で日本に紹介されたものですが、これの著 者は次のうちのだれでしょう?

(1)新島襄 (2)内村鑑三 (3)宮沢賢治 (4)福沢諭吉

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中級 第3回

問題 : [ 1 ] なんじは [ 2 ] れり

下記のヒントを参考に1~2の[ ]内を埋めて、論語を完成させてください。

●テーマ

いま あなたは自分で自分の可能性に限界をおいてしまっている。

●ヒント

  1. 日(本日のこと)
    「昔聞く洞庭の水 上る岳陽楼」(杜甫)
    年花落ちて顔色改まり 明年花開いてまた誰かある」(劉廷芝) 
  2. 一的
    整理
    龍点睛」(がりょうてんせい)

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初級 第3回

1 次の句に読みかなを書きましょう。

人よく道を弘む

2 次の空欄に漢字を書きましょう。

徳を以て徳に

3 次の句の正しい意味はどれでしょう。

「礼(れい)の用(よう)は和(わ)を貴(たっと)しとなす」

(1)お礼をするときには、和風の流儀でおこなうべきだ。
(2)お礼を申し上げるときは、相手が和やかな時を選ぶべきだ。
(3)礼をつくすときには、和やかな雰囲気でおこなうべきだ。

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上級 第2回(1)

思(おも)い 邪(よこしま)なし

論語原文(為政第二2)は、「詩経に掲載されている約300篇の詩に共通する思いは、『思無邪』(思い邪なし)ということだ」と孔子は弟子たちに教えています。

 

幕末の薩摩藩主、島津斉彬(なりあきら)の座右の銘は「思無邪」だった。

[思無邪が改革断行の源]

 

●問題1

彼の藩主就任直前にあったお家騒動(●●騒動)の●●とは何でしょう?

(1)お玉 (2)お由羅 (3)お菊 (4)お登勢

 

●問題2

彼が徳川14代将軍として推したのは誰でしょう?

(1)徳川慶福 (2)一橋慶喜 (3)徳川家慶 (4)甲府綱豊

 

●問題3

彼が幕府の権威を再浮上させるために考えた策は何でしょう?

(1)新撰組の創設 (2)領事館襲撃 (3)公武合体 (4)蝦夷開発

 

●問題4

彼が浦賀奉行のもとめに応じて提案したものは何でしょう?

(1)船の名前 (2)帆の形 (3)船首の飾り (4)船章

 

●問題5

彼の家臣で、犬を連れた銅像で有名な人物は誰でしょう?

(1)西郷隆盛 (2)大久保利通 (3)高杉晋作 (4)桂小五郎

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上級 第2回(2)

文学の世界では、"思無邪"の人物はよく登場する。

[欲を恥とする生き方]

 

●問題1

次の文学作品の登場人物で、"邪(よこしま)な心を持っていない人はだれでしょう?

(1)「クリスマス・キャロル」(ディケンズ)の スクルージ爺さん
(2)「走れメロス」(太宰治)の シラクサ王ディオニス
(3)「寒山拾得」(森鴎外)の 寒山と拾得
(4)「白波五人男」(河竹黙阿弥)の 弁天小僧

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上級 第2回(3)

 「人面の大岩」(ホーソン 1850年 米国)では、ある村には、岩の“顔”に似た、この村出身の人が帰ってきて、やがて村を助けてくれるとの伝説があった。その“人”の候補は、時代を経て何人も登場するが、結局、彼らはその"人"ではなかった。その"人"とは、実はそのような"人"を待ち続ける「私」だった、というのがこの物語の結末には、このような良心への期待をテーマとする物語に、建国直後のアーリーアメリカンの時代精神がうかがえる。

[ピューリタンの名残の心]

 

●問題1

この物語で、その人とは実は「私」だと、教えてくれたのは誰でしょう?

(1)牧師 (2)教師 (3)牧場主 (4)詩人

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