上級 第2回(1)

思(おも)い 邪(よこしま)なし

論語原文(為政第二2)は、「詩経に掲載されている約300篇の詩に共通する思いは、『思無邪』(思い邪なし)ということだ」と孔子は弟子たちに教えています。

 

幕末の薩摩藩主、島津斉彬(なりあきら)の座右の銘は「思無邪」だった。

[思無邪が改革断行の源]

 

●問題1

彼の藩主就任直前にあったお家騒動(●●騒動)の●●とは何でしょう?

(1)お玉 (2)お由羅 (3)お菊 (4)お登勢

 

●問題2

彼が徳川14代将軍として推したのは誰でしょう?

(1)徳川慶福 (2)一橋慶喜 (3)徳川家慶 (4)甲府綱豊

 

●問題3

彼が幕府の権威を再浮上させるために考えた策は何でしょう?

(1)新撰組の創設 (2)領事館襲撃 (3)公武合体 (4)蝦夷開発

 

●問題4

彼が浦賀奉行のもとめに応じて提案したものは何でしょう?

(1)船の名前 (2)帆の形 (3)船首の飾り (4)船章

 

●問題5

彼の家臣で、犬を連れた銅像で有名な人物は誰でしょう?

(1)西郷隆盛 (2)大久保利通 (3)高杉晋作 (4)桂小五郎

●問題1  (2)お由羅騒動

藩主島津斉興の後継者に、側室の子島津久光を推す派と嫡子島津斉彬を推す
派が対立する中でおき、嘉永3年(1850)に決着。翌年、斉彬が藩主に就任した。

●問題2  (2)一橋慶喜

結局は、井伊直弼らの押した紀州の徳川慶福(よしとみ)が第14代将軍(家茂)となった。

●問題3  (3)公武合体

文久元年(1861)、孝明天皇の妹、和宮が将軍家茂に降嫁した。

●問題4  (4)船章

この船章がのちに「日の丸」になった。

●問題5  (1)西郷隆盛

東京上野の山の西郷像。

カテゴリ:論語クイズ

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