中級 第4回

問題 : [ 1 ] くに [ 2 ] に [ 3 ]らず

下記のヒントを参考に1~3の[ ]内を埋めて、論語を完成させてください。

●テーマ

抜け道をつかってはいけない

●ヒント

  1. こう こう 火の山へ」 (フニクリ フニクラ) 
    「不易と流」 (松尾芭蕉 「笈の小文」)
    きて重ねてく 君と生きながら別離す」 (古詩)
  2. 直情行(ちょくじょうけいこう) (思ったことをそのまま行動する)
    と半
    (しょうけい) (よこ道 正しくない道)
  3. 来 (よってきたるところ)
    緒 (いわれ 来歴)
    「民をしてこれをらしむべし 知らしむべからず」 (論語・泰伯)
    従わせることはできるが、道理をわかってもらうのはとても難しい(だからこそ細心の注意をせよ)

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初級 第4回

1 次の句に読みかなを書きましょう。

今なんじは画れり

 

2 次の空欄に漢字を書きましょう。

後生るべし

3 次の句の正しい意味はどれでしょう。

「斐(ひ)然(ぜん)として章(しょう)を成(な)す」

(1)(あなたという人材は)ごく普通だが、文章を書くのは上手だ。
(2)(あなたという人材は)きらきらと輝いていて、きれいな布生地になりうる。
(3)(あなたという人材は)見かけは悪いが。人に受けは良い。

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上級 第3回(1)

人(ひと)よく道(みち)を弘(ひろ)む

道を弘めていけるのは、あくまでも人である。 (人といっても、漫然とした人の行動ではない、情熱ある行動でなくてはならない。まして、内部システムや組織だのみで道が弘まることはない)
水戸藩の藩校、弘道館の名はこの句に由来する。

 

●エピソード1

水戸藩主徳川斉昭は、早くから海防の充実と藩政の、ひいては幕政の改革が必要と考えていた。また藩では、「大日本史」の編纂事業を進めていたこともあって、"人が歴史を作る、そして歴史には必然がある"と考える水戸学が形成されてき、藤田東湖(ふじたとうこ)の「正気(せいき)の歌」は、広く維新の志士たちを鼓舞した。ただ、惜しいかな、東湖自身は安政2年の地震のとき、母を守ろうとして江戸屋敷の梁の下で圧死。

[ 水戸の魂  ―  "人能弘道" ]

 

●問題1

藤田東湖の「正気の歌」は、中国のある忠臣の作になる「正気の歌」をふま えてかかれています。中国の忠臣とはだれのことでしょう?

(1)司馬温 (2)岳飛 (3)文天祥 (4)李自成

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上級 第3回(2)

●エピソード2

備中足(あし)守(もり)出身の緒方(おがた)洪(こう)庵(あん)は、嘉永2年(1849)、天然痘対策として大坂で除痘館(じょとうかん)を開いた。人々を救いたい一心で懸命に取組む姿を見て、その弟子たちがあとに続いた。 安政5年(1858)には、幕府もこれを認めた。人に新しい幸せをもたらすのは制度ではなく人である。人の熱い思いと行動力が、道を開いていってくれる。

[ 人に尽くす心意気は自然と人に伝播する ]

 

●問題2

緒方洪庵が天保9年(1838)に大坂で開いた塾は何でしょう?

(1)関塾 (2)歴塾 (3)適塾 (4)廉塾

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上級 第3回(3)

●エピソード3

美を愛し知を貴び正義を育んで礼を尽くす、困窮する弱者には果然として涙を流す心は日本人からは決してなくならない、と新渡戸稲造はその著書の中で述べています。

[ 日本人の魂は決してなくならない ]

 

●問題3-A

この新渡戸稲造の書物の題は何でしょう?

(1)「大和魂」 (2)「東亜の心」 (3)「日本人」 (4)「武士道」

 

●問題3-B

新渡戸稲造が前問の書物の中で触れている日本の物語は何でしょう?

(1)「桜井の別れ」 (2)「忠臣蔵」 (3)「源義経」

(4)「大塩平八郎の乱」

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上級 第3回(4)

●エピソード4

魯迅はその著書の中で、"希望"とは、「道のようなもので、それは最初からあるのではなく多くの人が歩くことによって出来上がっていく」と述べている。

[ 意志や希望は何度も経ることで形ができてゆくもの ]

 

●問題4

このことに触れた魯迅の著書は次のうちのどれでしょう?

(1)「故郷」 (2)「狂人日記」 (3)「藤野先生」 (4)「阿Q正伝」

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