上級 第6回(5)

●エピソード5

緒方洪庵が大坂に開いた適塾では、塾生は二階で生活する。定期的に行なわれる 考査で、席次の順番で自分の寝場所を選ぶ権利が与えられていた。首席は季節に応じて、風通しや見晴らしの良い場所、暖かい場所を選べるが、出来の悪い者は、決まって急な階段の上がり口になっていた(人が頻繁に通り落ち着いて勉強できない)。

[ 学びに差別も区別もない、それゆえに実力勝負ではある ]

 

●問題5

蘭学塾の塾生による造語で現代に残っている言葉(一種の隠語)があり ます。それは何でしょう

(1)おてんば(娘)
(2)ひょっとこ(男)
(3)おかめ(女)
(4)ひやかし(男)

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中級 第6回

問題 : [ 1 ] は [ 2 ] するのみ

下記のヒントを参考に1~2の[ ]内を埋めて、論語を完成させてください。

●ヒント

  1. 送辞 (送る言葉) 
     (逃げ口上のこと)
    費 (口先だけで実行しないこと)
  2. 磨 (ダルマ インド出身の高僧 禅宗の始祖)
    観 (細かいことにこだわらず、覚悟を決めている)
     (ベテランの域に入ること)

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初級 第6回

1 次の句に読みかなを書きましょう。

教えありて類なし

 

2 次の空欄に漢字を書きましょう。

難いかな、あること

3 次の句の正しい意味はどれでしょう。

「学びて時にこれを習う、また説しからずや」

(1)学んだならば時々復習すべきだ。すると楽しくなってくる
(2)学んだ時に完全におぼえるべきだ。それで十分だ
(3)学んだあと忘れてもいい。それで十分楽しくやれるはずだ

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上級 第5回(1)

行(ゆ)くに径(こみち)に由(よ)らず

横道に入らず、まっすぐに進みなさい。

 

●エピソード1

やみくもに横道に入っては失敗のもと。何が主要で、何が付随か、どれが変わって はいけないもの不易(ふえき)で、どれが変わっていいもの流行(りゅうこう)かの区別をつければ、横道も意味があるかもしれない

[ やみくもな横道は失敗のもと ]

 

●問題1

さて、「不易(ふえき)と流行(りゅうこう)」という言葉は誰の書物にあるでしょう?

(1)本阿弥光悦 (2)本居宣長 (3)与謝蕪村 (4)松尾芭蕉

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上級 第5回(2)

●エピソード2

金持ちの息子で今まで働いたことのないユリウスは心に何か満たされないものがあ る。友人にすすめられて働こうとして、実り豊かな畑と豊かでない畑とすっかり荒れ果てた畑を見せられる。彼は荒れ果てた畑を見たとき無性に働きたくなった。友人は言った。―― 「まっすぐな道こそ大切だ。神にとっては、実りゆたかな畑も楽しそうな共同作業の畑もない。一つの命があるだけだ」

[ 人生のいろいろな径で労働の尊さに気付くのは、また有意 ]

 

●問題2

さて、この物語の作者(ロシア人)はだれでしょう?

(1)チェーホフ (2)ドストエフスキー

(3)トルストイ (4)ツルゲーネフ

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上級 第5回(3)

●エピソード3

ワイマール公国での約10年におよぶ政務(最後は宰相)に閉塞感をおぼえていたゲーテは、1796年9月、芸術への憧れと文学のより高みへの渇望から、憑かれたようにイタリアへ向かう。まっしぐらに向かうゲーテの心にあるのは、古代文明の均整と調和の心を自己の文学の中に活かしたいとの思いからだった。

[ 文学・芸術の領域で古典主義をまっしぐら ]

 

●問題3

ゲーテがイタリアに向かったときの通例の交通手段は何でしょう?

(1)徒歩だけ (2)農耕馬

(3)郵便馬車 (4)役人用公式馬車

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