上級 第5回(4)

●エピソード4

ゲーテのイタリア紀行と偶然にも同じような心境で—-芸術への悲壮な思いに通じる—-松尾芭蕉は、元禄2年(1689)、みちのくへの旅に出た。

[ 前途三千里へ、俳句道をまっしぐら ]

 

●問題4

その紀行俳文「奥の細道」の冒頭にある句(矢立の句)は何でしょう?

(1)梅が香にのっと日の出る山路かな
(2)行く春や鳥啼(な)き魚の目は涙
(3)夏草や兵(つわもの)どもが夢のあと
(4)閑(しずか)さや岩にしみいる蝉の声

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上級 第5回(5)

●エピソード5

講談「高田馬場」では、中山安兵衛(後の堀部安兵衛)は、義で結すばれた叔父、菅野六郎左衛門が、村上一族(両者とも伊予西条藩家臣)から決闘を申し込まれ元禄7年2月に果し合いを行なうことになったのを受けて、これを助太刀するために走りに走り、高田馬場にて村上方18人を切り倒したとなっている。

[ ただまっしぐらに走っただけの人物の話 ]

 

●問題5

このときの中山安兵衛の長屋(講談中)はどこにあったでしょう?

(1)八丁堀 (2)神田明神下 (3)牛込見附 (4)麹町

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上級 第5回(6)

●エピソード6

もはや理性的な目標というよりも、執念というべきものだが、数年前の捕鯨作業 時に、モービーディックとあだ名される白いマッコウクジラに自分の片足を食いちぎられたエイハブ船長にとっては、仇討としてモーヴィーディックを仕止めることが唯一の生きがいとなっていた。乗組員は船長の鬼気迫る執念を異様と感じつつも、一たび鯨の影を見た瞬間、船長と同じように懸命に作業に取り組む。わき目も振らずに突き進む姿に、戦う漁師の姿とはこういうものかと引き付けられる。船長はついにモービーディックを発見し、銛をモービーディックに打ち込むことはできたが、主人公の新規雇われ船員を残して、全員海に引きずりこまれてしまう。

 

●問題6

エイハブ船長がモービーディックに再び遭遇したのは、どこの海域でしょう?

(1)アラスカ近海 (2)ロサンゼルス沖

(3)メキシコ湾  (4)日本近海

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中級 第5回

問題 : [ 1 ] えありて [ 2 ] なし

下記のヒントを参考に1~2の[ ]内を埋めて、論語を完成させてください。

●テーマ

学ぶことに最初から得手・不得手という区別があるわけではない。
あるのはただ教えにならうということだけ

●ヒント

  1. えの庭にもはや幾年」 (仰げば尊し) 
    空海が平安京に建てたお寺:王護国寺 (京 八条)
    「天下の英才を得て、これを育す」 (「孟子」 尽心)
  2. を呼ぶ」
    推 (互いに似ているので、そうと推しはかる)
    の強さ (並外れた強さ)

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初級 第5回

1 次の句に読みかなを書きましょう。

行くに径に由らず

 

2 次の空欄に漢字を書きましょう。

□ □ □ □ を語らず

(かいりきらんしん)もしくは(かいりょくらんしん)

3 次の句の正しい意味はどれでしょう。

「君子は 義を以て上と為す」

(1)立派な人物は、言葉の定義を第一に考える
(2)立派な人物は、義理を第一に考える
(3)立派な人物は、正義を第一に考える

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上級 第4回(1)

今(いま)なんじは画(かぎ)れり

『私には力が足りないのです」と言った弟子に、先生が言った ―― 力が足りないのは、途中でやめるからだ。今、お前は自分で自分の力に限界をおいてしまっている。それではいけない

 

●エピソード1

平安時代の三蹟の一人、●●は、何度も跳びつこうとして失敗ばかりしている蛙が、最後に一陣の風の助けで見事跳びつくことができたのを見て、自分も大いに発奮し、後、書の大家となった。あきらめない人には、何かが味方してくれる。

[ 愚直に続けよ ]

 

●問題1

このときの●●とはだれのことでしょう?

(1)弘法大師 (2)吉田兼好 (3)小野道風 (4)西行

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