上級 第26回(2)

●エピソード2

イタリア、アッシジの裕福な商人の子にフランチェスコは、若い頃は手に おえない悪童。血の気が多く、騎士道を夢見て十字軍に従軍するが、戦場で の非人間性を経験した。その後ひたすら自分を内省する。帰国後はキリスト に似たような修行をつむとともに、真に貧しきい者、弱い者のための行動を とる。有名な絵「小鳥に説教する聖フランチェスコ」にあるような、柔和なイメ ージの裏には、気迫のこもった反省と、騎士道の上をいくような自律の精神がある。
 

●問題2-A

絵「小鳥に説教する聖フランチェスコ」を描いたのが誰でしょう?

(1)ジョルジョーネ
(2)フラ・アンジェリコ
(3)ジョットー
(4)ティティアーノ

 

●問題2-B

聖フランチェスコは小鳥に何を説教しているのでしょう?

(1)「小鳥たちよ、明日に希望を持ちなさい」
(2)「小鳥たちよ、美しい声で鳴きなさい」
(3)「小鳥たちよ、嵐が来そうな時は知らせなさい」
(4)「小鳥たちよ、邪悪が迫っているときは知らせなさい」

 

●問題2-C

聖フランチェスコと同時代の人は誰でしょう?

(1)セルバンテス
(2)ダンテ
(3)ウィリアム・テル
(4)ロビン・フッド

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上級 第26回(3)

●エピソード3

「クリスマス・キャロル」(ディケンズ)では、守銭奴のスクルージ爺さんは雇い人に 冷たい。クリスマスイブに、7年前に死んだ共同経営者のマーレイの幽霊が出てきて、守銭奴の魂はあの世ではとても辛いものだ、だからスクルージも改心したほうがいいと助言してくれた。その後、3人の精霊が現われ、スクルージの過去、現在、未来のそれぞれのクリスマスの姿を示した。それを見たスクルージは真剣に反省し、自分の守銭奴ぶりに愕然とし、自分の魂が哀れになることを恐くなった。精霊は、あの世での惨めさを回避するのは今なら可能だと教えてくれた。スクルージは、翌朝(クリスマスの朝)、できるだけ多くの善行を重ねた。

●問題3

クリスマス・キャロルの舞台はどこでしょう?

(1)ロンドン
(2)グラスゴー
(3)エジンバラ
(4)ポ-ツマス

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中級 第26回

問題 : 仁者は[ 1 ]きを先にして[ 2 ]るを後にす

下記のヒントを参考に1~2の[ ]内を埋めて、論語を完成させてください。

●ヒント




  1.  


  2.  

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初級 第26回

1 次の句に読みかなを書きましょう。

われ日に三たび吾が身を省みる

 

2 次の空欄に漢字を書きましょう。

仁者はきを先にしてるを後にす

 

3 次の句の正しい意味はどれでしょう。

「仁に当(あた)たりては、師にも譲(ゆず)らず」

(1)仁の問題と衝突する矛盾があれば、先生に質問してみよ。

(2)仁にかかわる問題があれば、それをよく説明するように。

(3)仁が問われているシーンがあれば、たとえ先生の異なる意見があっても、譲ってはならない。

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上級 第25回(1)

学(まな)びて時(とき)にこれを習(なら)う、また説(よろこば)しからずや

学ぶたびに復習をすれば、何ごともよく分かってよろこびがわいてくる

(確かに、)復習は、繰り返し、繰り返し行なってこそ意味がある。
 

●エピソード1

科学史上、電磁誘導の法則で名高い英、M・ファラデーの講演の例。
―― 著名な学者となった彼は、晩年クリスマスに、●●●(日本製もあり)と食塩を使って一般向けに連続講演を行なった。身近な物で、この世のほとんどの現象が説明できるとの結論に、子どもを含めた聴衆は、大きな感嘆と興奮に包まれた。これは、まともな教育を受けられなかった彼自身が、幼少時に経験した知的感動への感謝として行なったもの。

●問題1

●●●とは何のことでしょう?

(1)ロウソク
(2)酒
(3)紙
(4)生糸

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上級 第25回(2)

●エピソード2

父の観阿弥のあとをついで能を大成させた世阿弥 (1363~1443)は、12歳で猿楽能を演じ、足利幕府三代将軍、義満から絶賛された。庇護をうけ人気が出ても決して増長せず、能の真髄を極める姿勢をつらぬく。能役者人生の知恵をまとめた「花鏡」には世阿弥自身による有名な言葉がある。稽古と復習という基本にたちかえることの大切にし、その中から自身も「幽玄」という理想美の概念を打ち立てた。
 

●問題2

「花鏡」には世阿弥自身による有名な言葉とは何でしょう?

(1)一以専心
(2)二兎追う者は一兎をも得ず
(3)常に自分をみがくよう
(4)初心忘るべからず

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