上級 第6回(2)
●エピソード2
石田梅岩(いしだばいがん)が享保4年(1729)に開いた塾は、身分や男女の差はなし、月謝もなし。町人の商いをあたり前のこととして、人の歩むべき道を分かりやすく語っている。町 人の力がましてきた時代、この「心学」は全国に広がった。
[ ただし、男女の席だけは分けた ]
●問題2
石田梅岩の塾(石門心学)が開設されたのはどこでしょう?
(1)江戸 (2)川越 (3)京 (4)大坂
●問題2 (2)川越
学ぶ側でもまじめな態度がたいせつ。本来、学ぶ力は身分などで差(=「類」 やグループとしての差)はなく、教えを守ろうとするまじめさがあればよい というものです。
心学塾は、彼の自宅、京都市中京区堺町通蛸薬師上ル東側に開設されました。彼の主著は「とひもんどう都鄙問答」 元文4年(1739)
カテゴリ:論語クイズ
タグ: 上級 エピソード篇
2012年7月10日