上級 第7回(2)

●エピソード2

言葉は達してこそ意味がある。しかし、現代はそれが達しないことで、生きにくさが目立ちつつある。
――孤独は山になく、街にある。一人の人間にあるのでなく、大勢の人間の「間」にあるのである。孤独は「間」にあるものとして空間の如(ごと)きものである』 「人生論ノート」

 

●問題2

この「人生論ノート」の作者は誰でしょう?

(1)矢内原忠雄
(2)小林多喜二
(3)三木 清
(4)西田幾多郎

●問題2  (3)三木 清

三木清は昭和前期の哲学者。昭和20年9月に獄死。「人生論ノート」のほかに、「パスカルにおける人間の研究」がある。パスカルを日本に紹介した功績がある。

カテゴリ:論語クイズ

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