上級 第11回(4)
●エピソード4
私塾咸宜園(かんぎえん)を開いていた広瀬淡窓(ひろせたんそう)の詩にはこうある。些事に不平を言わず、黙々と仕事をすることを勧めている。
桂林荘(けいりんそう)雑詠 諸生に示す
道(い)うを休めよ、他郷辛苦(たきょうしんく)多しと
同袍(どうほう)友あり おのずから相い親しむ
柴扉暁(さいひあかつき)に出づれば、霜、雪のごとし
君は川流を汲め 我は薪をひろ拾わん
●問題4
広瀬淡窓の塾咸宜園はどこにあったでしょう?
(1)筑前小倉
(2)豊前中津
(3)肥後熊本
(4)豊後日田
●問題4 (4)豊後日田
豊後日田にあった広瀬淡窓の塾、咸宜園の江戸後期における塾生は 三千人にのぼったといわれている。
カテゴリ:論語クイズ
タグ: 上級 エピソード篇
2012年9月21日