上級 第27回(2)
●エピソード2
「北寿老仙を悼む」(与謝蕪村 寛政5年(1793))
「君あしたに去りぬ ゆふべのこゝろ千々に何ぞはるかなる
君をおもふて岡のべに行きつ遊ぶをかのべ何ぞかくかなしき
蒲公(たんぽぽ)の黄に薺(なずな)のしろう咲(さき)たる見る人ぞなき
雉子(きぎす)のあるか ひたなきに鳴くを聞けば友ありき河をへだてゝ住みにき—–」
与謝蕪村が昔の師、早見北寿の死を悼んで作ったこの詩は、青春の息吹のような感傷郷愁をうたいあげている。
この詩の中では、師ではあるが、あえて旧友に語りかけるような表現をしているが、ゆるぎない信頼と懐かしみに満ちた敬愛を感じる。
●問題2
与謝蕪村の代表的作品「春風馬堤曲」にある“堤”の情景は彼の故郷のイメージを描いたもの。
これはどこの川の堤でしょう?
(1)木津川
(2)宇治川
(3)桂川
(4)淀川
●問題2 (4)淀川
与謝蕪村の故郷は摂津毛馬(大阪市)。
薮入りで京の奉公先から大坂へ帰っていく娘と、たまたま同じ道中となった、との想定で書かれている。
カテゴリ:論語クイズ
タグ: 上級 エピソード篇
2013年11月14日