上級 第5回(2)
●エピソード2
金持ちの息子で今まで働いたことのないユリウスは心に何か満たされないものがあ る。友人にすすめられて働こうとして、実り豊かな畑と豊かでない畑とすっかり荒れ果てた畑を見せられる。彼は荒れ果てた畑を見たとき無性に働きたくなった。友人は言った。―― 「まっすぐな道こそ大切だ。神にとっては、実りゆたかな畑も楽しそうな共同作業の畑もない。一つの命があるだけだ」
[ 人生のいろいろな径で労働の尊さに気付くのは、また有意 ]
●問題2
さて、この物語の作者(ロシア人)はだれでしょう?
(1)チェーホフ (2)ドストエフスキー
(3)トルストイ (4)ツルゲーネフ
カテゴリ:論語クイズ
タグ: 上級 エピソード篇
2012年6月22日