上級 第26回(3)
●エピソード3
「クリスマス・キャロル」(ディケンズ)では、守銭奴のスクルージ爺さんは雇い人に 冷たい。クリスマスイブに、7年前に死んだ共同経営者のマーレイの幽霊が出てきて、守銭奴の魂はあの世ではとても辛いものだ、だからスクルージも改心したほうがいいと助言してくれた。その後、3人の精霊が現われ、スクルージの過去、現在、未来のそれぞれのクリスマスの姿を示した。それを見たスクルージは真剣に反省し、自分の守銭奴ぶりに愕然とし、自分の魂が哀れになることを恐くなった。精霊は、あの世での惨めさを回避するのは今なら可能だと教えてくれた。スクルージは、翌朝(クリスマスの朝)、できるだけ多くの善行を重ねた。
●問題3
クリスマス・キャロルの舞台はどこでしょう?
(1)ロンドン
(2)グラスゴー
(3)エジンバラ
(4)ポ-ツマス
●問題3 (1)ロンドン
チャールズ・ディケンズの家庭は貧しく学校は4年しかいけなかった。
12歳で親戚の靴墨工場で働きはじめ、のちロンドンで新聞記者となり文才を磨く。彼の作品には、ロンドンを舞台に、恵まれない境遇のなかで健気に生きる少年がよく登場する。
カテゴリ:論語クイズ
タグ: 上級 エピソード篇
2013年10月24日